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狭山のわくわく・ドキドキする情報を発信します^^

狭山市民必読の書 『狭山市人口ビジョン』 って知ってる?10年後の未来は想像以上に厳しいかもしれない件

おっすおっす。にしじまんです^^

 

突然ですが、狭山市人口ビジョンってご存知でしょうか?

 

狭山市が平成28年3月に発行した資料で、お堅く言うと、
"本市における人口及び産業・経済等の現状を分析し、
今後取り組むべき将来の方向性及び人口の将来展望を示すもの(本文抜粋)" 
です!

 

実はこの資料を、前回のミーティングの際に見つけて読み込んだのですが、
将来も狭山市に住みたい狭山市民の方々にとって、
安心して住み続けられるのか判断するための重要な情報がある
と感じたので、今回改めて記事にします。

 

人口の移り変わり(人口動態)は、
経済予測の中でも、比較的高い精度で予測できるとされています。

先行き不透明な時代ではありますが、
人口に限って言えば、来るべき未来を見通すことができるんですね^^

 

以下に、重要な4つポイントをまとめましたYO!
(本記事の出典はすべて狭山市人口ビジョンです。詳細や正確な情報をお知りになりたい場合はご確認くださいませ)

 

ポイント1:狭山市の合計特殊出生率は1.13(平成25年)

日本平均が同年1.42、埼玉県平均が1.33のところ、狭山市は1.13です。

自然増と自然減との境目はおよそ2.07とされているので、
狭山市は大幅に自然減であることがわかります。

 

ポイント2:狭山市の高齢化率は28.5(平成27年)

 

日本の高齢化率は同年26%のところ、狭山市は+2.5ポイントの28.5です。

つまり、狭山市の3.5人に1人が65歳以上の高齢者ということです。

 

ポイント3:10年後は、20~40代の働き手が大幅に減少し、後期高齢者が1.75倍になる

 

下の表がとても重要です。

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10年後に増えるのは50代+20.6%と75歳以上の後期高齢者+74.2%のみで、
他の世代は-13.8%~-34.8%の幅で、大幅に減少します。

 

表中の"想定される影響"にありますが、重要なポイントは、
・小中高ともに、学校の統廃合が必要なレベルで子どもが減少する
・20代の大幅減で、比較的安価な労働力の確保が困難になる
・出産・子育て世代が大幅に減少し、出生数も大幅に減少する
・働き盛りの40代が減少して、産業界や税収にも影響する
・最も所得のある60代前半の減少で、地域経済が縮小する
・後期高齢者の大幅増で、宿泊型の高齢者福祉施設が倍近い水準で必要になる
介護士が倍近く必要になり、サービスが提供できない可能性がある
です!

 

福祉サービスが提供できない可能性があるという文言が、非常に恐ろしいですね。。

 

ポイント4:いびつな人口構造が最大の問題

人口の問題を議論するとき、人口減少そのものを問題視することがありますが、
それでは不十分です。一番大きな問題は、いびつな人口構造にあります。

狭山市人口ビジョンの中でも、その点について触れられていますが、
下図の左が、持続社会の人口構造で、
   右が、狭山市の20年後(平成48年)の単純推計による将来人口構造です。

この推計の条件は、現在の出生数である1,000 人が生まれて、
(本来は出生数減が予測)、転出入がない場合です。

f:id:sayadoki:20160920104842p:plain

図から見て取れるように最大のピークが60~64歳世代にあり、
かつ大きな山は、50歳以降の世代にしかないことがわかります。

一方で、20~49歳世代はほぼ一定で、
それ以下の若年層はすっぽりと抜け落ちています。

 

まとめ

来るべき未来は、子どもが減り、働き手が減り、後期高齢者が増える未来です。

10年後の未来でさえ、想像以上にキビシーかもしれませんが、この記事をきっかけに他人事ではなく、自分事として、将来について議論したり、発展的な解決策が模索しはじめるきっかけになればと思っております。